2014年11月11日火曜日

ぶー子の願い。

こんにちは!


ぶー子です(^^)



先日、悲しい出来事がありました。


愛犬の草太のお散歩をさせていたときのことです。



草太は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
人間もワンちゃんも苦手なんです。


それもそのはず。


草太は、生後2ヶ月の時に我が家に来て、
それからというもの、
大切な社会化期を他のワンちゃんとも、人とも関わりをもたずに
育ってしまったため、
他のワンちゃんとの遊び方も、挨拶の仕方さえも知らないのです。
(もっと詳しいことは、ホームページをご覧ください♪)



大人になってから少しずつ社会化のしつけを一緒にし、
前に比べて、見知らぬ人に触らせることも、
他のワンちゃんに対して自ら挨拶をすることもできるようになりましたが、
他のワンちゃんと比べると、まだまだなところも多いのが現実です。


でも、
草太は草太なりに、とても頑張ってくれました。


前までは、見知らぬ人が近づくだけで、吠えたり、唸ったりしていたのが、
今では触らせてくれるようにまでなったのですから(^^)♪


確かに完璧ではないかもしれないですが、
完璧な人間がいないように、完璧なワンちゃんもいません。



ですから、私はこれ以上は草太に求めず、
今のまま一緒に楽しく暮らしていければいいなと思っています。



話しは戻りまして、、、



草太の散歩中に、
見知らぬ方が、草太のことを見つけて、
「あっ!黒柴だ!」と声をかけながらすごい勢いで近づいてきたんですね。


きっと草太は、その勢いにびっくりしてしまったのだと思います。


その近づいてきた拍子に、吠えてしまったんです。

そして、少し威嚇体勢になってしまったんです。


その近づいてきた方に、
「何で吠えられなきゃいけないの?」と言われてしまい、
とても悲しくなりました。


その方のお気持ちも、もちろん分かります。


でも、
草太の気持ちも、少しは考えてほしかったです。



今回の草太にあった出来事のように、
ワンちゃんの一部を見て、
良い子か悪い子か判断する人がとても多いです。



少し考えてみてください。


初めて出会った見知らぬ人に、
初めからオープンに見せてくれるワンちゃんなんて、
ほとんどいません。


私たち人間よりも、
よっぽど警戒心に優れているワンちゃんが、
すぐにすべてを見せてくれる、なんてことは
多くの場合ありません。



吠えているダメな犬だな、、
言うことを聞かないダメな犬だな、、


そう思う前に、

接し方が悪かったかな?

怖がらせちゃったかな?

ストレスを与えちゃったかな?


と一歩引いて、考えてみることが、とても大切なんだと思います。



なにより
大切なことは、周りの人達が
「私がストレスを与えたから、
 このワンちゃんは私に近付かないのかもしれない。ごめんね?」

などと思ってあげられることなのです。



残念ながら、
多くの人がワンちゃんに理想を求めっぱなしで、
ワンちゃんの気持ちをほったらかしにしているのです。



私たちは、もっとワンちゃんに対して謙虚でなければなりません




そして、
ワンちゃんを飼っている人も、
果たして自分の行動が正しいのか、
犬嫌いの人を増やしていないか、と考えることも大切なのだと思います。


犬を好きな人もいれば、
犬が苦手な人もいることを、忘れないでください。


あなたの行為は、
もしかしたら、ある人にとっては、
犬を苦手にさせてしまっているのかもしれません。


もしかしたら、
あなたの行動が引き金となって、
犬禁止になったり、色々な禁止事項ができてしまうのかもしれません。


ノーリードにしている飼い主さん、
愛犬に行きたい方向に、所構わず行かせている飼い主さん、


考えてみてください。


その行動は、果たして本当に正しい行動ですか?


犬を苦手な人を増やしていませんか?




犬を連れている人も、
そうでない人も、

お互いに、お互いのことを思い、
そして、少し考えてあげれば、

もっと犬と人間の関係は上手くいくのです。




これから愛犬とお出かけする飼い主さんの、
心の片隅に、このことを、そっと
置いておいていただければ、

私はとても嬉しいです(^^)




ぶー子

bu.ko.com@gmail.com

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