2015年7月30日木曜日

□「死」を選ぶ。

こんにちは!

ぶー子です♪

いつもブログを読んでいただき、
ありがとうございます(^^)




さて、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
私は、動物病院で、
動物看護師として働いています。


この仕事には、
いつも「死」が身近にあります。


助けたくても、
どうしても助けられない命。


命の終わりを、目の当たりにすることは、
この仕事をする上で、
とても、とても辛いことです。


でも、
もっと辛いのは、
命を助けられなかった獣医師と、

そして、飼い主さんです。



私たち人間が老いるように、
愛犬にも必ず老いがやってきます。

そして残念なことに別れの時期も必ずやってきます。



私は、
今まで多くの命とお別れしてきました。


しかし、必ずといってもいいほど、
死の終わりに気づくことがあるのです。


それは、
私たち看護師や獣医師ではなく、
飼い主さん自身なのです。



愛犬が亡くなった後、
いつもとは違うそぶり、素行に気づき、
もしかして死ぬ前に挨拶してくれたんじゃないのか、
死を教えてくれたんじゃないのか。。

亡くなった後、
あれが死に際の行動だったんじゃないか。。



自然界の動物は、自分の死がいつ訪れるのか、
分かると言います。


群れから姿を消し、
ひっそりと亡くなっていくといった話を聞いたことはありませんか?


弱っていく姿を見られたくないからか、
本能的行動からか、一人ぼっちひっそりと死んでいくそんな自然界。



これが、必ずしもペットとして飼われているワンちゃんに
全てが当てはまるわけではないと思いますが、

私は、ワンちゃん自身も、
自分の死期が分かっているのではないかと、そう思うのです。



そして、
その飼い主さんが1番悲しまないような死を選ぶのだと、
私は思います。


これは、
死に際の行動などを思い返して分かることがほとんどです。


「飼い主を悲しませないために」


あなたの愛犬は、
最期の最期まで、あなたに気を使い、
そして、
あなたのことを悲しませないような、死を選ぶのです。


これまでお世話になった愛犬が、
飼い主を悲しませないようにする、せめてもの恩返しといいます。



たまたま親戚全員が集まる前日に、亡くなっていたこと。


離婚話が出た時に、愛犬が急死し、
夫婦の絆を回復させるきっかけに、愛犬の死がなったこと。



書き出したら、キリがないほど、
多くの飼い主さんから、
「そういえば、あの時、、、」というお話しを聞くのです。



私のペット達も、
思い返せば、いろいろペットなりに考えて、
死を迎えたのだと、今になって分かることがありました。



悲しい現実と向き合うのには、少し時間が必要で、
乗り越えていくのにも時間が必要で、
いい思い出に変えていけるのにも時間が必要です。


でもその現実に向き合う前に、
最後の時まで愛犬とともに過ごせる喜びを感じ、
後悔することのない時間を過ごし、
一緒に過ごせる日々に感謝できたら素敵なことだと思いませんか?




どうか、
最後の最期まで、
あなたが愛犬にとって、
いつまでも幸せを感じさせてあげられるような、
そんな飼い主さんでいてあげてください。
















私のブログがきっかけで、
多くの飼い主さんとワンちゃんが、
今よりもっと、笑顔と幸せあふれる毎日を送れますように。。





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