こんにちは！
ぶー子です♪
最近温かい日が続きますね(^^)
梅の花も咲き始め、
そろそろ春本番ですね(^^)
さて、
私は、飼い主のいないワンちゃんに、たくさん会ってきました。
この世にいるワンちゃんは、
飼い主がいないワンちゃんもたくさん存在します。
そのうちの、
ほとんどのワンちゃんが、
もとは飼い主がいたワンちゃん。
動物病院でも、
迎いに来るから、とワンちゃんにいいながら、
もう二度と姿を見せなかった飼い主もいます。
そのワンちゃんは、
いつでも、いつでも飼い主のお迎えを、
今か今かと待っていました。
一度、人間から見捨てられてしまったワンちゃんが、
再度人間に慣れることは、一般的に難しいと言います。
人を信じられなくなったワンちゃんが、
再び人を信じることは、
とても勇気がいるはずです。
しかし、
その一方で、
捨てられてしまったワンちゃんの多くは、
保護された場所や新しい家族との生活の中で、
散歩中に立ち止まって、
一生懸命に目で元の飼い主の姿を探していることがあります。
自分のワンちゃんを捨ててしまった飼い主は、
捨てられた後も、
ワンちゃんがこのように飼い主の姿を探していることを
知っているのでしょうか？
犬を捨てて「片付いた」と飼い主が思うほど、
ワンちゃんには心の整理がついていないことを、
果たして知っているのでしょうか？
犬を捨てたあとに、
やはり思い返して、
ワンちゃんを引き取りに行ったとしても、
ワンちゃんは飼い主のお迎えを無条件で喜んでくれます。
決して飼い主を責めたりしません。
それが「犬」という動物です。
それでも、捨てますか？
勤務先の動物病院で、
お迎えに来るからね。と言ったきり、
もう姿を見せない飼い主がいました。
お迎えの日にちを過ぎても迎えに来ないので、
電話をしてみたら、つながりませんでした。
住所も引っ越しをしたみたいで、
飼い主の居場所は今でも分かっていません。
捨てられたワンちゃん。
今も、動物病院にいますが、
一緒に遊んでいたり、
一緒にいたりすると、
ふとした瞬間に、飼い主のことを思い出すのでしょうか。
くぅ〜ん。くぅ〜ん。
と悲しい声で鳴きながら、
飼い主の姿を探しているのです。
もう見ていられないほど辛くて、辛くて、苦しくて、、
ただただ泣きながら
そのワンちゃんを抱きしめることしかできません。。
そして、
その飼い主に対して滞りのない怒りの感情が湧き出てくるのです。
本当に良い子なんです。
名前を呼べば、
いつでも嬉しそうに喜んで来てくれるんです。
無駄吠えもしないですし、噛み癖もなく、
いつもお利口さんにしてくれているんです。
捨てられる理由なんて、何一つ見当たらないんです。
何で捨てるのか。
飼えなくなったから？
飼うのが大変だから？
お金がかかるから？
面倒だから？
思っていたのと違うから？
言うことを聞かないから？
そんな理由で、
命をいとも簡単に捨ててしまうなんて、、
信じられません。
呆れるばかりです。
そして、私は許せません。
命を飼うとき、
その命は飼い主を選べません。
しかし、
どんな飼い主であれ、
その命は、その飼い主に忠誠を尽くします。
私は、
私たち人間と、他の生き物が、
こうして一緒に生きていけることが、
もう奇跡に近いことだと思っています。
自然界では、
食うか食われるかの世界。
その世界の中で生きていて、
なおかつ、言葉も通じない他の生き物同時が、
こうして一緒に同じ時を過ごすことができる。
もうこれだけで、十分ではないですか。
これ以上、他に何を望むのですか？
あなたのペットは、
あなたのことを一生懸命に支え、
一生懸命に見守り、
一生懸命に癒し、
一生懸命に命の大切さを教えています。
「飼うこと」
このことをどうか当たり前に思わないでください。
私たちは、動物を見捨てることができます。
しかし、
その反対も、いつかはあり得るのではないかと、私は思っています。
動物に人間が見捨てられる日。
動物に人間が裏切られる日。
こんなに動物に対して、
ひどいことをしているのですから、
当たり前のことなのでしょう。
それでも、
人間に付き合ってくれている動物達に、
私は感謝しかできません。
大切なのは、
私たち人間が、
その頼りになるパートナーに、
正面からしっかりと向き合うことなのです。
ぶー子
bu.ko.com@gmail.com
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